独ブローゼ、電動車向け音響警告システム分野に参入…2026年から数百万台規模で搭載へ

ブローゼの電動車向け音響警告システム
ブローゼの電動車向け音響警告システム全 1 枚

ドイツの自動車部品サプライヤーのブローゼは7月22日、電動車向けの音響警告システム(AVAS)分野に参入すると発表した。2026年から、ヨーロッパと北米で数百万台の電動車およびハイブリッド車に搭載する計画だ。

電動車は発進時や低速走行時にほとんど音を立てないため、他の道路利用者が接近する車に気づくのが遅れる危険性がある。このため、世界中で警告システムの設置が法的に義務付けられている。ブローゼが開発したAVAS(Acoustic Vehicle Alerting System)は、時速50km以下の速度で人工的な走行音を生成する。


《森脇稔》

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