アメリカでMT車を最も販売しているのはホンダ!新型『シビック Si』、クラス唯一のMT車を強調

ホンダ・シビック Si 改良新型
ホンダ・シビック Si 改良新型全 12 枚

ホンダ(Honda)の米国部門は7月23日、『シビック』改良新型の高性能グレード「Si」を発表した。

『シビックSi』改良新型は、攻撃的な新しいフロントデザイン、改良されたダイナミクス、そしてヒーター付きシートやグーグルビルトインなどの新しい標準機能を追加した。

ホンダは2024年、アメリカでMT車の販売でトップブランドとなっており、シビックは米国内で最も売れているMT車だ。改良新型シビックSiは、クラス唯一のMT車になる。

ホンダ・シビック Si 改良新型ホンダ・シビック Si 改良新型

改良新型は、優れたパワーウェイトレシオ、活発なハンドリング、そして日常の運転でも快適な乗り心地を実現する。新しいSICE準拠のボディにより、これまでで最も剛性の高いシビックSiとなった。新しいBピラーとリアドアシルのサポートにより、ねじり剛性と曲げ剛性が向上している。

さらに、サスペンションダンパーはボディ剛性に合わせて再チューンされ、最大のパフォーマンスを求めるドライバーには、工場オプションとしてサマータイヤが用意されている。標準のSiリバーマッチングシステムの性能も向上し、2速から1速へのダウンシフトを含むすべてのダウンシフトでスロットルをブリッピングし、430ミリ秒の応答時間で回転を合わせる。

ショートストローク6速MTと軽量のシングルマスフライホイールを備え、高トルクの1.5リットルVTECターボエンジンの鋭いスロットルレスポンスを実現している。エンジンの200hpのパワーと192 lb.-ft.のトルクを発揮し、標準のヘリカルLSDを介して前輪に伝達される。

ホンダ・シビック Si 改良新型ホンダ・シビック Si 改良新型

大容量ブレーキを標準装備し、235/40R18のオールシーズンパフォーマンスタイヤを装備した。ドライブモードシステムには、エンジンレスポンス、ステアリングアシストレベル、インストルメントパネルの表示色を個別に選択できる「インディビジュアルモード」が追加されている。

スタイリングは、より攻撃的なフロントマスク、新しいヘックスパターングリル、ダークテールライトが特徴だ。マットブラック仕上げの18インチアルミホイールもスポーティな外観を強調している。

専用のボディスタビライジングスポーツシートは、内蔵ヘッドレスト、肩と下腿のサポートに加え、3段階のシートヒーターを備えている。ドア、ステアリングホイール、センターアームレスト、シフトブーツ、レザー巻きアルミシフトノブには赤いコントラストステッチが施され、キャビンにパフォーマンスエッジを加えている。

ホンダ・シビック Si 改良新型ホンダ・シビック Si 改良新型

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る