トヨタ、パリ五輪で「モビリティパーク」開設…ラストマイルの移動を支援

トヨタ、パリにインクルーシブモビリティパーク開設
トヨタ、パリにインクルーシブモビリティパーク開設全 4 枚

トヨタ自動車は7月24日、パリ2024オリンピック・パラリンピックの開幕に向けて、フランス・パリ中心部にインクルーシブモビリティパークを開設した。

写真:トヨタがフランス・パリに開設したインクルーシブモビリティパーク

このパークは、エッフェル塔の近くに位置し、ゲストや招待客に対してオリンピック・パラリンピック期間中に公開される。また、9月9~10日には一般開放される予定。

トヨタは、国際オリンピック委員会(IOC)および国際パラリンピック委員会(IPC)の世界的なモビリティパートナーとして、持続可能で包括的なモビリティソリューションを提供することにコミットしている。このインクルーシブモビリティパークは、トヨタの「Mobility for All(すべての人に移動の自由を)」というビジョンを具現化する場だ。

パーク内では、トヨタのバッテリー電動車両やラストマイルマイクロモビリティソリューションが展示されている。具体的には、アスリートビレッジや競技会場周辺で使用される「Accessible People Mover(APM)」や、都市環境での移動を支援する「C+Walk S」「C+Walk T」「Yosh-E」などがある。これらのデバイスは、パリ2024でも使用される予定だ。

さらに、トヨタが支援するパートナーやスタートアップによる革新的なモビリティソリューションも紹介されている。例えば、Gennyのセルフバランシングパーソナルトランスポーターや、Eppurの初の車椅子ブレーキシステムなどがある。また、水素(H2)カートリッジ技術を利用した日常生活への水素エネルギーの導入や、H2カートリッジを搭載した貨物自転車も展示されている。

《森脇稔》

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