VW『トランスポーター』新型の内装が未来的進化、先行公開された写真から見えたもの

フォルクスワーゲン・トランスポーター 新型
フォルクスワーゲン・トランスポーター 新型全 5 枚

フォルクスワーゲンは7月24日、新型『トランスポーター』の内装を先行公開した。2025年に発売される予定だ。

トランスポーターは、フォルクスワーゲンの主力商用車のひとつで、初代は1950年発表という伝統のモデル。2025年に発売予定の新型トランスポーターは、7世代目モデルになる。

新型は、全てのディテールが新しくなりながらも、どこか馴染み深いデザインとなっている。これは、開発者たちが内装の使いやすさを最大限に高めることに注力した結果だとしている。

フォルクスワーゲン・トランスポーター 新型のデザインスケッチフォルクスワーゲン・トランスポーター 新型のデザインスケッチ

新型トランスポーターは、キーなしで始動できるスタートボタンが12インチのデジタルメーターと13インチのインフォテインメントディスプレイの隣に配置。自動変速機のセレクターレバーはステアリングコラムに移動され、足元のスペースが広がった。手動変速機のギアレバーは従来通りセンターコンソールに位置している。

標準装備のマルチファンクションステアリングホイールには、明確に配置されたボタンがあり、インフォテインメントシステムの音量調整はステアリングホイールまたはクラシックな回転ノブで行う。

フォルクスワーゲン・トランスポーター 新型フォルクスワーゲン・トランスポーター 新型

新型トランスポーターは、ホイールベースやルーフバージョンに応じて5.8立法mから9.0立法mの荷室を備え、最大3つのユーロパレットを積載できる。また、USB-A、USB-C、12Vソケットに加え、230Vデバイスの充電オプションも備えている。ディーゼルバージョンでは、230Vソケット(400W)が運転席フレームに常設されている。EVおよびプラグインハイブリッド(PHEV)ドライブのトランスポーターには、Dピラー付近に2つの追加ソケットを装備でき、合計2300Wの出力を利用できる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る