世界で最も「広い」カーボンホイール、最強の新型『コルベット』に装着

新型『コルベットZR1』のにカーボン製ホイールを豪カーボンレボリューションが供給
新型『コルベットZR1』のにカーボン製ホイールを豪カーボンレボリューションが供給全 6 枚

オーストラリアのカーボンレボリューションは7月26日、新型シボレー『コルベットZR1』向けに、カーボンファイバー製ホイールを納入すると発表した。このホイールは、カーボンレボリューションが供給するもので、同社の最新技術が詰まっている。

カーボンレボリューションの一体成型カーボンファイバー製ホイールは、アルミホイールに比べて大幅に軽量で、新型コルベットZR1の回転するばね下質量を19.4kg削減する。この結果、GMが求めるデザインの柔軟性と独自の美観を実現しつつ、車両の性能向上に寄与しているという。

新型『コルベットZR1』のにカーボン製ホイールを豪カーボンレボリューションが供給新型『コルベットZR1』のにカーボン製ホイールを豪カーボンレボリューションが供給

新型コルベットZR1のカーボンファイバー製ホイールは、前輪が20インチ、後輪が21インチ。特に後輪は、世界で最も広いカーボンファイバーホイールの一つであり、カーボンレボリューションの第8世代「コルベットZ06」および「E-Ray」用の後輪と並ぶ。

ホイールのハブの幾何学的構造やボルト接合部の複雑な荷重経路に直面し、カーボンレボリューションのチームは独自の内部ファイバー構造を開発した。これにより、同社の特許出願中のダイヤモンドウィーブテクノロジーと相まって、薄型のスプリット5スポークデザインで高い強度、軽量性、耐久性を実現した。

カーボンレボリューションは、このホイールを同社のメガラインで量産する予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  3. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  4. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
  5. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る