普通二輪免許で乗れるトライアンフが爆売れ? 過去最高販売に貢献した『スピード400』

トライアンフ スピード400
トライアンフ スピード400全 40 枚

ハーレーダビッドソンの『X350』を筆頭に、普通二輪MT免許で乗れる400cc以下の輸入バイクが続々と日本に投入され活況を呈している。そんな中、英トライアンフは2023年7月~2024年6月の国内販売台数が4500台を超え過去最高になったと発表。その一役を担った一台が2024年春に投入した待望の400ccクラスロードスター『スピード400』だったという。

スピード400は、あらゆるライダーが楽しく、俊敏な走りを味わえるよう、エンジンプラットフォームを新設計。トライアンフにとってはエントリーモデルでありながら、クラストップの性能、ライダーサポートに特化したテクノロジー、大排気量モデルと同等の品質とディテールを備える。

トライアンフ スピード400トライアンフ スピード400

コンパクトなサイズながら、トライアンフ歴代ロードスターのシルエットを継承。モダンクラシックな外観は、まさにトレンドのど真ん中をいくもの。特徴的な燃料タンク、トライアングルバッジの付いたクラシックなエンジン形状など、一目でトライアンフとわかるデザインとしている。

新設計の水冷398cc単気筒エンジンは最高出力40ps/最大トルク38Nmを発揮。レスポンスがよく快適なパワー特性と、単気筒ながらスムーズで心地よいエグゾーストサウンドが軽快なライディングを実現してくれる。新型フレームは、各モデル専用のセットアップと形状で優れた操作性とダイナミックなハンドリングを提供。シート高は790mm。足つき性の良さと170kgという軽量な車体も扱いやすさに寄与する。

トライアンフ スピード400トライアンフ スピード400

大型43mmビッグピストン倒立フロントフォーク、外部リザーバー付きモノショック式リアサスペンションユニット、軽量17インチアルミホイール、ロードスター専用のホイールベースを採用。300mm径フロントディスクを備えた4ピストンラジアルフロントブレーキとメッシュブレーキホースによりレスポンスの良いブレーキフィールを提供する。

車体の多くを『スクランブラー400X』と共有するが、外観をはじめ、足つき性、サウンド、ライドフィーリングは全く別モノ。街乗りや高速移動、ワインディングなどオンロードを気持ちよく走るならスピード400だ。

トライアンフ スピード400トライアンフ スピード400

価格は72万9000円から。70~80万円台は普通二輪輸入バイクがひしめく激戦区。スペックやデザインの好み、ライフスタイルによって選べる選択肢が多いのはユーザーとしては大歓迎だろう。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの新型EV『アーバンクルーザー』をくまなくチェック!…詳細画像記事ベスト5 2025年上期
  2. ついに「パジェロ」の名前が日本復活!? 三菱の新型SUV、デザイン&スペックを大予想!
  3. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  5. 六連星の意味を探る! 航空機のDNAが息づくスバルのデザイン
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る