「サモトラケのニケ像」にインスパイアされた、たった10台のロールスロイス

ロールスロイス・ファントム・シンティラ
ロールスロイス・ファントム・シンティラ全 9 枚

ロールスロイス・モーターカーズは8月16日、新たなプライベート・コレクションの『ファントム・シンティラ』を英国グッドウッドで発表した。この限定10台のモデルは、スピリット・オブ・エクスタシーの優雅さと躍動感を表現し、ギリシャの大理石像「サモトラケのニケ」にインスパイアされたデザインが特徴だ。

ロールスロイス・ファントム・シンティラロールスロイス・ファントム・シンティラ

ラテン語で「閃光」を意味するファントム・シンティラ。そのスピリット・オブ・エクスタシー(ロールスロイス車のボンネットに佇むアイコンであり、マスコット。別名「フライング・レディ」)は、精巧なセラミック仕上げが施されており、ギャラリーを飾るアートワーク「セレスティアル・パルス」とビスポークのスターライト・ヘッドライナーが、その儚い存在を象徴している。インテリアには86万9500ものステッチが施され、ロールスロイスで最も複雑なデザインに仕上げられている。

ロールスロイス・ファントム・シンティラロールスロイス・ファントム・シンティラ

エクステリアは、アンダルシアン・ホワイトとトラキアン・ブルーのツートーン仕上げで、ギリシャのインスピレーションを反映したものだという。

この限定モデルは、ロールスロイスのプライベート・オフィスを通じてのみ販売される。ロールスロイスは、今後もビスポークの規模を拡大し、世界で最も複雑で洗練された体験とラグジュアリー製品を販売していくとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
  5. 585万円で発売の軽キャンピングカーに注目…7月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る