マイバッハ『SL 680』発表、ベースAMG版とは異なる専用デザインに

メルセデス・マイバッハ SL680 モノグラムシリーズ
メルセデス・マイバッハ SL680 モノグラムシリーズ全 11 枚

メルセデス・マイバッハは8月17日、ブランド史上最もスポーティなモデル、メルセデス・マイバッハ『SL680 モノグラムシリーズ』を米国で発表した。メルセデスAMG『SL』をベースにしたメルセデス・マイバッハのオープンモデルになる。

この新型車は、外装と内装において独自の色と素材の組み合わせを特徴としている。マイバッハパターンがデザイン要素として全体にわたって使用されている。

メルセデス・マイバッハ SL680 モノグラムシリーズメルセデス・マイバッハ SL680 モノグラムシリーズ

市場投入時には、「レッドアンビエンス」と「ホワイトアンビエンス」の2つのデザインコンセプトが用意される。レッドアンビエンスは、オブシディアンブラックメタリックとマニュファクチュールガーネットレッドメタリックのツートンペイントが特徴。

一方、ホワイトアンビエンスは、オブシディアンブラックメタリックとマニュファクチュールオパライトホワイトマグノの組み合わせである。これらの色は、官能性、美しさ、軽さを体現しており、新型モデルの哲学と運転体験を表現している。

メルセデス・マイバッハ SL680 モノグラムシリーズメルセデス・マイバッハ SL680 モノグラムシリーズ

内装には、持続可能な素材として、クリスタルホワイトのマニュファクチュールエクスクルーシブナッパレザーと、輝くシルバークロームのトリムパーツが使用されている。発売は2025年春に欧州から開始され、他の市場にも順次展開される予定だ。

ブランド特有のクローム仕上げのラジエーターグリルや、前後にわたるクロームフィンなど、独自のスタイリング要素を持つ。特に、オブシディアンブラックのボンネットには、グラファイトグレーユニのマイバッハパターンが手作業で施されている。ヘッドライト内部にはローズゴールドのアクセントが施され、専用のフロントスカートが車両の幅を強調している。

メルセデス・マイバッハ SL680 モノグラムシリーズメルセデス・マイバッハ SL680 モノグラムシリーズ

21インチの鍛造ホイールや、軽量ブラックファブリックのアコースティックソフトトップも特徴。リアには、マイバッハのシグネットが入ったテールライトや、専用のリアスカートが装備されている。

シートの背面には銀メッキが施され、シルバークロームのトリムが際立っている。

4.0リットルのV型8気筒ガソリンツインターボエンジン(最大出力585hp)に9G-TRONICを組み合わせた。4MATIC+のAWDシステムは、高いトラクションを発揮し、滑りやすい路面でも安全な運転を可能にする。リアアクスルステアリングも標準装備されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
  3. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  4. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  5. 昭和の子どもたちが憧れた「スーパーカー自転車」が50年ぶりに復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る