4億円超えは余裕!? 限定3台のハイパーカー『ヴェノムF5 ステルスシリーズ』公開

ヘネシー・ヴェノムF5の「ステルスシリーズ」
ヘネシー・ヴェノムF5の「ステルスシリーズ」全 11 枚

ヘネシー・スペシャル・ビークルズは8月16日、ハイパーカー『ヴェノムF5』の「ステルスシリーズ」を米国で発表した。このシリーズは、1817hpを誇るヴェノムF5の限定モデルであり、3台のみが製造される。正確な価格は非公開だが、「300万ドル(約4.4億円)は超える」と同社は説明する。

ステルスシリーズは、サーキット向けのRevolutionモデルにのみ用意され、露出したカーボンファイバーと手塗りのボディパネルが特徴。特に、車のノーズからリアデッキまで続くカーボンファイバーのラインは、このシリーズの独自のデザインだ。

ヘネシー・ヴェノムF5の「ステルスシリーズ」ヘネシー・ヴェノムF5の「ステルスシリーズ」

各ステルスモデルの製造には、カーボンファイバーのボディとシャシーを作るために約2350時間、さらに複雑な塗装処理には650~750時間が必要。職人たちは、ダッシュボード、シート、ドアのすべての部分を手作業で仕上げ、顧客ごとに異なる「イースターエッグ」を含む。

このアメリカ製のユニークなモデルは、ヴェノムF5の全99台の生産の一部であり、「モントレーカーウィーク2024」での公開前に全てが完売している。ヘネシーは、8月16日にカリフォルニアで開催されたモントレーカーウィークの「ザ・クエイル」で、ステルスシリーズを初公開した。

ヘネシー・ヴェノムF5の「ステルスシリーズ」ヘネシー・ヴェノムF5の「ステルスシリーズ」

3台目のステルスシリーズモデルは、クーペのヴェノムF5レボリューションだ。このモデルは、大型リアウィング、ルーフマウントエアスクープ、大型のフロントスプリッターとリアディフューザーを特徴とし、サスペンション、エンジン冷却、デジタルテレメトリーが改良されている。

ヴェノムF5の設計、仕様、組み立ては、テキサス州シーリーのヘネシー本社で行われている。ヘネシーはすでに24台のクーペ、ロードスター、Revolutionモデルを世界中の顧客に納車しており、さらに16台の注文が2024年までの生産枠を埋めている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「赤色くるー!!」2026年モデルのカワサキ『エリミネーター』に熱視線!新カラー&グラフィック追加へ
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る