ボルボ傘下のマックトラック、新型EV『MDエレクトリック』発表…260馬力モーター搭載

マックトラックの新型EV『MDエレクトリック』
マックトラックの新型EV『MDエレクトリック』全 1 枚

マックトラックは8月20日、米国ワシントン州タコマで開幕した「グリーン・トランスポーテーション・サミット&エキスポ(GTSE)」において、同社のEVトラック第二弾『マックMDエレクトリック』を発表した。

マックMDエレクトリックは中型用途向けに特化して開発され、信頼性、耐久性、生産性に重点を置いて設計されている。ディーゼルエンジン搭載の同等モデルと同様に、MDエレクトリックは都市部での機動性を高めるために鋭いホイールカットを特徴とする4x2仕様で販売される。

この車両はバージニア州セーラムのマック・ロアノーク・バレー・オペレーションズ(RVO)施設で生産され、クラス6およびクラス7の車両としてカスタマイズ可能。クラス6モデルの総車両重量定格(GVWR)は2万5995ポンド、クラス7モデルは3万3000ポンドだ。

MDエレクトリックは、240kWhのニッケルマンガンコバルト酸化物リチウムイオンバッテリーで駆動される260hpの三相永久磁石同期モーターを搭載している。キャブデザインは、業界最短の103インチのバンパーからキャブ後部までの長さを特徴とし、ディーゼルモデルと同様にマック・アンセムのスタイリングをベースにしている。

マックトラックスは、耐久性、信頼性、顧客のニーズに応えることに専念しており、100年以上にわたり目的に応じた輸送ソリューションを提供してきた。現在、マックは北米最大の大型トラックメーカーの一つであり、45カ国以上で販売およびサービスが行われている。マックトラックスはボルボグループの一員だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る