ロールスロイス『カリナン・シリーズ2』日本発表…「若々しく」進化したスーパーラグジュアリーSUV

ロールスロイス・カリナン・シリーズ2
ロールスロイス・カリナン・シリーズ2全 38 枚

ロールスロイス・モーターカーズは8月29日、スーパーラグジュアリーSUV『カリナン』のマイナーチェンジ『カリナン・シリーズ2』を日本にて発表した。

カリナンは現在、ロールスロイス全製品の中で最も需要の高いモデルとなっており、また、ラグジュアリーSUVの最高峰という立ち位置を占める。また、現在、ロールスロイス顧客の平均年齢が56歳から43歳へと下がり、自らドライブするオーナーの割合が急増しているという。カリナン・シリーズ2ではそうした背景から、史上最も大規模な「シリーズ2」開発が行われていた。

◆「より若々しく」ユーザーと共に大きく変化したエクステリア

ロールスロイス・カリナン・シリーズ2ロールスロイス・カリナン・シリーズ2

シリーズ2ではフロント部のデザインの変化が目に留まる。大都市の摩天楼をイメージした、垂直に伸びるデイタイム・ランニングライト、その下部に位置する「V」型のバンパーライン、インテーク形状が従来型と一線を画すフロントを産んだ。縦に動きのあるデザインにより真正面から見た際にクルマを低く感じさせる意図がある。

また、「パンテオン・グリル」には新たにイルミネーションが搭載されており、ホライゾンラインによりフロントに幅を生むなど、伝統的なデザインの新たな表現が取り入れられている。

ロールスロイス・カリナン・シリーズ2ロールスロイス・カリナン・シリーズ2

サイドを見ると、前後で異なるラインが入っていることが分かる。フロントのフェンダーのラインが水平であるのに対して、リアのラインはホイール方向へと流れている。その下のサイドスカートは、リアのエギゾースト周りにかけて上昇し躍動感あるサイドビューを生む。そして、新たに採用された23インチの大型ホイールで足元からSUVらしい力強さを演出している。

◆「シリーズ2」インテリアで行われた新たなる試み

ロールスロイス・カリナン・シリーズ2ロールスロイス・カリナン・シリーズ2

フロントに注目すると、ピラーからピラーに伸びるガラスパネルが特徴的。新たに設計されたデジタルインタフェース「SPIRIT」が搭載されており、これは文字盤の色を変更可能なものとなっている。また、クロックキャビネットには「スピリット・オブ・エクスタシー像」が埋め込まれており、これを車内に設置するというのは新たな試みとなる。

ロールスロイス・カリナン・シリーズ2ロールスロイス・カリナン・シリーズ2

車内空間では、質感高い天然オープンポア材のインテリア、そして新たに開発されたレザー材の意匠が特徴的だ。レザー表面に10万7000個もの小さな穴をあけ、模様を生み出す「プレーズド・パーフォレーション」はグッドウッドの上空に広がる雲の形から着想を得たものであるという。

ロールスロイス・カリナン・シリーズ2ロールスロイス・カリナン・シリーズ2

その他、後部座席に設置された二台のモニターでそれぞれ異なるサービスを視聴できるようになったことや、マッサージ、ヒーター機能等、後席のコネクティビティがアップデートされている。

ロールスロイス・カリナン・シリーズ2ロールスロイス・カリナン・シリーズ2

ロールスロイス・カリナン・シリーズ2の価格は4645万4040円。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 王者アルファードを超えるか? メルセデスベンツの次世代高級ミニバンに熱視線!「車の域を超えてる」
  4. 「車種専用カット」にこだわった「超撥水ドアミラークリアシート」ハセプロが発売
  5. DSの新型プレミアムハッチ『N°4』、ハイブリッドは3万9000ユーロから
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. デンソーとローム、半導体分野で戦略的パートナーシップに基本合意
ランキングをもっと見る