新型クリーンエンジン搭載のメルセデスベンツの最新大型バス、ポーランド大手に22台納入

メルセデスベンツの最新大型バスをポーランドのシンバッドに納入
メルセデスベンツの最新大型バスをポーランドのシンバッドに納入全 1 枚

ダイムラーは8月28日、22台のメルセデスベンツおよびセトラのバスをポーランドの大手バス会社の「シンバッド」に納入した、と発表した。

シンバッドは、新たに12台のセトラ車両を導入し、その中には6台の「S 531 DTダブルデッカーバス」が含まれている。また、10台のメルセデスベンツのツーリズモ車両も購入した。これらはポーランドで長年人気のあるツーリングバスだ。

引き渡しの際、ダイムラーバスの営業マネージャーは「シンバッドの40年の歴史は、セトラとメルセデスベンツとの30年にわたる優れた協力関係によって特徴づけられている。製品に対する信頼が成功に反映され、ポーランドおよびヨーロッパ全体でバス輸送の高い基準を設定した」と述べた。

新しいバスはすべてユーロ6の新型エンジンを搭載しており、最新の安全システムのActive Drive Assist ADA 2を装備している。この部分自動運転システムは現在、セトラのバスにのみ搭載されている。また、全車両には230V+USBソケットとWi-Fiが装備されており、これはシンバッドの車両では長い間標準となっている。

シンバッドの主な事業は国際的なバスサービスの運営であるが、旅行、学校輸送、観光、ビジネス旅行の分野でもサービスを提供している。オポーレに本拠を置く同社は約500人を雇用しており、現在の車両数は121台で、そのうち101台がセトラ、19台がメルセデスベンツだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  3. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. 次世代バイオディーゼル、2050年カーボンニュートラルへ…期待される理由とは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る