プロトン初のEV、マレーシア国民の日のパレードに登場…迷彩カラーまとう

プロトン e.MAS 7のプロトタイプ
プロトン e.MAS 7のプロトタイプ全 3 枚

プロトン(PROTON)は8月31日、マレーシアの67回目の国民の日に合わせて、ブランド初のEV『e.MAS 7』を一般向けに初公開した。年内に市場に投入される予定だとしている。

プロトン初のEV『e.MAS 7』

国民の日のパレードでは、ジャル・ゲミランの色を象徴する特別な迷彩モチーフをまとった25台のプロトン車の一部として、e.MAS 7が登場した。

プロトンは41年の歴史を持ち、マレーシアの歴史と国の経済の工業化の物語において重要な役割を果たしてきた。国民の日のパレードは、同社が過去40年間に達成した進歩を披露する機会であり、25台のラインアップには、初代プロトン『サガ』から2週間前に発売された2025年モデルのプロトン『X70』までが含まれる。

プロトンのリー・チュンロンCEOは、「過去を祝うと同時に、プロトンは自動車業界の未来にも目を向けている。したがって、まだ発売されていないe.MAS 7をパレードのラインアップに含めることを決定した。このモデルは最終生産車ではないため、迷彩を施していますが、国民の日の精神に則り、マレーシアの旗を象徴する色を選んだ」と述べた。

パレードでの登場に加え、e.MAS 7のテストと気候適応活動も着実に進んでいる。耐久性、充電、運転、ソフトウェアのテストプログラムが進行中であり、カモフラージュされたテスト車両が頻繁に目撃されている。これにより、マレーシア初の国産EVが将来の顧客のニーズと期待に応えていく。

《森脇稔》

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