新型スズキ『カタナ』がサプライズ公開!「KATANAミーティング2024」社長みずから鮮やかなブルーをお披露目

「KATANAミーティング2024」で初公開されたビガーブルーの新型スズキ『カタナ』
「KATANAミーティング2024」で初公開されたビガーブルーの新型スズキ『カタナ』全 61 枚

スズキは9月8日、『カタナ(KATANA)』オーナーやファンに向けた恒例の参加型イベント「KATANAミーティング2024」を開催した。鈴木俊宏社長みずからカタナを運転して会場に登場すると来場者から大きなどよめきが。鈴木社長が乗るカタナは、日本では見られない鮮やかなブルーのボディ。なんとこのカタナは今後発表予定の新色で、カタナファンのために先行披露されたもの。思いがけぬサプライズに、会場からは拍手が巻き起こった。

スズキ鈴木俊宏社長自らブルーの新型スズキ『カタナ』で颯爽と登場スズキ鈴木俊宏社長自らブルーの新型スズキ『カタナ』で颯爽と登場

KATANAミーティングは2019年、新型の発表に合わせて開催。新型コロナ禍ではオンラインのみでの開催となっていたが、2023年よりリアルイベントとして復活、今回が6回目の開催となった。会場に駆けつけた鈴木社長は第一声に「おかえりなさい!」とファンに呼びかけると、新色のカタナについては、「今日乗ってきたのは本邦初公開。カタナミーティングに来てくださる皆さんに、一番に国内で見せたいということで乗ってきました」と話した。

カタナは、その名の通り研ぎ澄まされた刀のようにシャープなデザインが特徴の大型ロードスポーツバイク。角形のLEDヘッドランプ、刀の切先をイメージした造形のポジションランプは往年の『GSX1100S KATANA』を踏襲し、カタナならではの鋭い表情を作り上げている。またスズキ初のターンシグナル付スイングアームマウントリヤフェンダー採用し、車体後部をすっきりとさせた外観となっているのもポイントだ。スーパースポーツの流れを汲んだ998ccエンジンを専用チューニング。ストリートでの力強い走りを実現している。

「KATANAミーティング2024」で初公開されたブルーとシルバーの新型スズキ『カタナ』「KATANAミーティング2024」で初公開されたブルーとシルバーの新型スズキ『カタナ』

そしてサプライズ公開された新色のカタナ。正式な発売時期などは語られなかったが、トークショーに登壇したカタナのチーフエンジニア、野尻哲治さんが新型のカラー、そしてデザインの見どころを語っている。

3年ぶりとなる改良では、これまでマットブルーとシルバーだったカラーリングを一新。鈴木社長が披露した新色は「ビガーブルー」と名付けられたもので、今までスズキになかったカラーだという。スズキのスポーツマインド、カタナが持つロードスポーツイメージを表現しており、陰影が強く出るコントラストによってカタナの造形を魅力的に引き立てている。

「KATANAミーティング2024」で初公開されたミスティックシルバーの新型スズキ『カタナ』「KATANAミーティング2024」で初公開されたミスティックシルバーの新型スズキ『カタナ』

同時に会場には、シルバーの車体も並べられた。こちらも新型で、「カタナといえばこの色」として広く認知されている「ミスティックシルバー」に、新たにゴールドのホイールを組み合わせた。さらにこれまでブラックだったリア回りをマットブルーに変更し、より初代に近いイメージとしているのもポイントだ。カタナらしさを残しつつ「新しいカタナをアピールする」という。

トークショーでは、「ビガーブルー」のカタナはミーティング前日に組み上がったばかりだということも明かされた。この日のために温めていた、ということだったので発売時期も間近と見て良いだろう。

KATANAミーティング2024KATANAミーティング2024

KATANAミーティング2024では、スズキのお膝元である静岡県浜松の「はままつフルーツパーク時之栖(ときのすみか)」に新旧カタナをはじめ1000台を大きく超える台数のバイクが集結。バイク芸人として知られるチュートリアル福田充徳さんをスペシャルゲストに迎え、開発者によるトークショーや、記念撮影、抽選会、じゃんけん大会などがおこなわれ、鈴木社長いわく「過去最大の暑さになった」イベントは盛況のうちに幕を閉じた。

KATANAミーティング2024KATANAミーティング2024

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
  4. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る