V6ターボかEVか、アルファロメオの新型『33ストラダーレ』、フランス初公開へ

アルファロメオ 33ストラダーレ
アルファロメオ 33ストラダーレ全 5 枚

アルファロメオは、9月12日にフランスで開幕する「シャンティイ・アーツ&エレガンス・リシャール・ミル2024」に、新型『33ストラダーレ』を出展すると発表した。

アルファロメオ 33ストラダーレ

このイベントは2014年に創設されて以来、自動車とアート、エレガンスを融合させたクラシックカーの祭典であり、格式高いコンコルソ・デレガンスとして知られている。

アルファロメオはこのフランスのイベントに敬意を表し、新型33ストラダーレを出展する。車両は、シャンティイ城のフランス式庭園に展示され、アルファロメオの過去と現在の機械的創造物を結ぶ微妙な共通点を示している。

新型33ストラダーレは、今回がフランスでの初公開となる。同車は、伝統と未来を融合させたもので、高品質の職人技術を用いて製造されている。

新型33ストラダーレは、1967年に登場した初代33ストラダーレの大胆さとビジョンを受け継ぎ、アルファロメオのデザイナー、エンジニア、歴史家が共同で開発した。新設されたアルファロメオ「ボッテガ」で、33人の購入者と共に理想の仕様を決定するプロセスは、ルネサンス期の職人工房や20世紀のイタリアの著名なカロッツェリアと同様という。このプロジェクトは、職人技術、技術革新、顧客の要望を巧みに組み合わせ、唯一無二の作品を生み出している。

新型33ストラダーレのパワートレインには、内燃エンジンとEVの2種類を設定する。内燃エンジンは、3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボを車両の中央に縦置きし、最大出力は620ps以上。8速デュアルクラッチトランスミッションを介して後輪を駆動し、0~100km/h加速3秒以下、最高速333km/hの性能を可能にする。EVバージョンは、最大出力750ps以上を引き出す。1回の充電での航続は、最大450km(WLTPサイクル)を想定している。

《森脇稔》

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