『センチュリーSUV』の進化が止まらない!? トヨタの最高級ショーファーカー、ロングホイールベース導入か

トヨタ・センチュリーSUV LWB仕様の予想CG
トヨタ・センチュリーSUV LWB仕様の予想CG全 21 枚

トヨタ自動車は2023年9月、最高級ショーファーカー『センチュリー』にクロスオーバーSUVボディを導入して話題となった。が、新世代センチュリーはそれだけにとどまらない。さらにボディを拡大した「LWB」(ロングホイールベース)の噂を編集部では入手、デザインの予想CGを制作した。

センチュリーSUVのボディサイズは、全長5205mm×全幅1990mm×全高1805mm、ホイールベース2950mmと、ベントレー『ベンテイガ』に近い。もちろんセンチュリーの数字はSUVとして充分な居住空間を意味するが、ベンテイガは2022年にLWBを導入、2995mmから3175mmへと180mm延長された。なおベントレーでは「EWB」(エクステンデッド・ホイールベース=延長ホイールベース)と呼んでいる。同様にランドローバー『レンジローバー』も全長5265mm×全幅2005mm×全高1870mm、ホイールベース3195mmのLWBが設定され、世界の超高級ブランドSUVにはLWBの設定が定番となっている。

すでに海外メディアでは、センチュリーSUVへのLWB導入が報道されている。予想されるボディサイズは全長が240mm伸び5445mm、ホイールベースは220mmストレッチされ3250mmとされ、実現すればレンジローバーLWBを圧倒する存在感となりそうだ。

予想デザインにおけるセンチュリーSUV LWBの注目は、後席ドアにドアハンドルがなく、スライドドアになっていること。現行センチュリーSUVでは、カスタマイズアイテムのひとつとして、アイシンが開発したリンク式パワードドアシステムが設定されている。ミニバンに装備されているスライドドアとは異なり、スライドレールがなく、リンク機構でドアが車体側面に沿って開閉する。これが標準設定になると思われる。

トヨタ・センチュリーSUV LWB仕様の予想CGトヨタ・センチュリーSUV LWB仕様の予想CG

また新デザインのホイールとペイントオプションも用意された。プラットフォームには、トヨタ『グランドハイランダー』、レクサス『TX』などの基盤となっている「TNGA-K」プラットフォームを想定した。パワートレインは、アップデートされた3.5リットルV型6気筒プラグインハイブリッドを搭載、システム総出力は420psを発揮、EV航続は69kmと予想される。

おなじみKOLESA RUはボディカラー全4色で予想CGを制作した。実現すればどの色が一番人気となるだろうか。

トヨタ・センチュリーSUV現行トヨタ・センチュリーSUV現行

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. 「見れば見るほど味が出てくる」新型日産『リーフ』のエクステリアがSNSで話題に
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る