SDVに対応、リアルタイムで安全性をモニタリング「RTSM」…proteanTecsが発表

リアルタイムで安全性をモニタリングするproteanTecsの「RTSM」のイメージ
リアルタイムで安全性をモニタリングするproteanTecsの「RTSM」のイメージ全 1 枚

イスラエルのproteanTecsは9月11日、自動車アプリケーション上の障害検出と故障防止のためのディープデータアプリケーション、「RTSM」(リアルタイム安全性モニタリング)を発表した。

ソフトウェア定義型自動車(SDV)、EV、自動運転の台頭など、自動車向けアーキテクチャの急激な進化は、自動車業界に高度な電子システムと複雑な半導体技術の導入をもたらしている。これは、ISO26262規格の厳しい安全規格と相まって、自動車メーカーにとって新たな課題となっている。自動車の性能を落とすことなく安全基準を維持することが、業界にとって喫緊の最重要課題という。

RTSMには、ECUのサイレントガードとして機能する新しい工業規格のセーフティーレイヤーが導入されている。リアルタイムでの安全性のモニタリング、予測メンテナンス、処方メンテナンスのアプリケーションにより、このシステムは常に稼動状態が保たれ、障害が事故につながる前に即時アラートを受け取ることができる。


《森脇稔》

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