横浜でAIオンデマンド交通の実証運行…既存バスを補完

「mobi」の実証運行の車両イメージ
「mobi」の実証運行の車両イメージ全 2 枚

WILLERグループのCommunity Mobilityは、横浜市港北区の日吉・綱島エリアにおいて、AIを活用したオンデマンド交通サービス「mobi」の実証運行を2024年9月16日より開始する。

このサービスは、既定の経路や時刻表を持たず、予約状況に合わせてAIが最適なルートや運行スケジュールを算出し、ワゴンタイプ車両を走らせるオンデマンド交通サービス。アプリ、もしくは電話で予約、呼び出しを行う相乗りシステムだ。

日吉・綱島エリアは、人口が増加傾向にある横浜市港北区に位置し、東急新横浜線の開業により交通結節点としての重要度が高まりつつある。また、次世代都市型スマートシティ「Tsunashima SST」の存在など、多様性のある地域となっている。しかし、エリア内には幅員が狭い道路や勾配が大きい道路も存在し、大型車の運行が困難な場所も多い。

このような背景から、Community MobilityはTsunashima SSTほか地域の企業と連携し、既存のバス路線を補完する新しい移動手段を提供することで、地域経済の活性化と人々が快適で暮らしやすい交通サービスの構築をめざす。

運行形態はデマンド型運行で、アプリまたは電話によるリアルタイム予約が可能。運行エリアは日吉駅、綱島駅、日吉本町駅周辺で、運行期間は2024年9月16日から2025年8月31日までの毎日、9時30分から16時30分まで運行される。

車両はワゴンタイプで、大人500円、小児250円、幼児は同伴者1名につき2名まで無料だ。支払い方法は交通系ICカード、クレジットカード、PayPay。運行事業者は東急バスで、アプリサービスはCommunity Mobilityが提供する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
  3. ホンダ『ヴェゼル』の「RS」グレードを先取り!? インドネシアで新型『HR-V』発売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る