三菱重工、新型の電動式冷凍ユニットと新テレマティクスサービス発表へ…IAAトランスポーテーション2024

三菱重工サーマルシステムズのTU1100SA
三菱重工サーマルシステムズのTU1100SA全 1 枚

三菱重工グループの三菱重工サーマルシステムズの欧州販売会社、MTTEは9月17日にドイツで開幕する「IAAトランスポーテーション2024」において、商用車向けに設計された新型TEUアンダーフロア冷凍ユニットを発表する。

また、完全電動のTEF1500トレーラー冷凍ユニットも初公開。中型車両向けには、静かで排出ガスのないフロントマウント型TEJクーラーが紹介される予定だ。これは小型輸送車両向けに開発されたもの。さらに、バン向けの完全電動TEKユニットも展示される。

これらの電動ソリューションに加えて、MTTEは信頼性の高いディーゼル駆動の冷凍ユニットも展示する予定。製品ラインを補完する形で、MTTEは新しいテレマティクスサービスも提供する。このサービスにより、顧客はオンラインポータルを通じて冷凍車両の状態をリアルタイムで監視および遠隔操作することが可能となる。

IAAトランスポーテーションは、最新の輸送技術とソリューションを紹介する国際的な展示会。電動化とテレマティクスの導入により、MTTEは環境に配慮した効率的な輸送ソリューションを提供することを目指している。

《森脇稔》

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