成長するプレミアムスクーター市場にらむコンチネンタルタイヤ、『コンチスコート』シリーズ拡大

コンチネンタルのプレミアムスクータータイヤ『コンチスコート』
コンチネンタルのプレミアムスクータータイヤ『コンチスコート』全 4 枚

コンチネンタルは、プレミアムスクータータイヤ『コンチスコート』に、欧州で9つの新サイズを追加すると発表した。

コンチネンタルは、成長するスクーター市場を狙っている。2023年には世界中で2000万台以上のスクーターが販売され、その人気はますます高まっている。特に都市部での個人の移動手段として、そのコンパクトさと機動性が魅力となっている。アナリストは、電動化の進展も相まって、2030年までに年間登録台数が2400万台に達すると予測している。

コンチスコートは、寒冷や湿潤な条件下での優れたグリップ力を持ち、安心感と高い操作性を提供する。また、濡れた路面や乾いた路面での短い制動距離も特徴であり、優れた排水性能と湿潤条件に最適化されたトレッド素材がその要因だ。

コンチネンタルのプレミアムスクータータイヤ『コンチスコート』コンチネンタルのプレミアムスクータータイヤ『コンチスコート』

都市部での通勤に使用されるスクーターにおいて、コンチスコートは特に小型タイヤサイズでの高い衝撃吸収性能が魅力である。これにより、石畳などの悪路でも快適な乗り心地を提供する。高い走行距離をカバーするライダーにとっても、低摩耗と一貫した高性能が安全性、快適性、低運用コストに寄与する。

新しいサイズは、3.50-10インチのクラシックな小型スクーターから、130/60-13インチの多くの中型スクーターに対応する。新サイズの展開は現在開始され、2024年第4四半期まで続く予定。これにより、コンチスコートのラインアップは10インチから16インチまでの前後輪サイズ計32種類となり、50ccから350ccのほぼすべてのスクーターの需要を満たすことができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る