「修理工場向け写真撮影手引」…整備時の透明性確保に向けた取り組み

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日本損害保険協会は、車体整備の消費者に対する透明性確保に向けた取り組みの一環として、「修理工場向け写真撮影手引」を作成した。

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この手引は、車体整備事業者(修理工場)から会員会社に対して必要な情報提供が行われるようにするためのものである。損害保険金請求時に必要となる基本的な取り組みとして、工程ごとに写真撮影のポイントを記載している。

今後、会員会社はこの手引を用いて車体整備事業者との連携を図り、自動車ユーザーである消費者に対する透明性ある情報提供と適切な保険金支払いに努める方針だ。

この取り組みは、旧ビッグモーター社による一連の事案を受け、国土交通省が策定した「車体整備の消費者に対する透明性確保に向けたガイドライン」に基づいている。ガイドラインでは、自動車ユーザーである消費者が車体整備サービスを受ける際やその妥当性・適切性を判断する際に、必要な情報が適切に提供されることが重要であるとする。

保険業界においても、適切な保険金支払いのため、会員会社は自動車ユーザーである消費者に対して損害保険金の認定内容に関する適切な説明を行うことが求められている。説明にあたっては、車体整備事業者から必要な情報の提供を受けられるよう、連携を図っていく必要がある。

手引きは日本損害保険協会のウェブサイトからダウンロードできる。

《レスポンス編集部》

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