「水素エンジントラック」を市販する最初の自動車メーカーは…IAAトランスポーテーション2024

MAN hTGXのプロトタイプ
MAN hTGXのプロトタイプ全 2 枚

フォルクスワーゲングループ傘下のMANは、「IAAトランスポーテーション2024」において、水素燃焼エンジンを搭載したトラックのプロトタイプを初公開した。この発表により、MANは水素燃焼エンジン搭載トラックを市販する最初の自動車メーカーになる、としている。

電動モビリティの普及に並行して、MANは重輸送や充電インフラが整備されていない地域向けに、水素技術を補完的なゼロエミッション解決策として開発している。

水素燃焼エンジンを積むトラックのプロトタイプはMAN『hTGX』として、2025年からドイツ、オランダ、ノルウェー、アイスランド、および一部の欧州外の顧客に向けて、初期の200台が小規模で生産される予定だ。電動トラックと同様に、この水素トラックも厳しいゼロエミッション車両の基準を満たしている。

MANのこの新しい取り組みは、重輸送分野における環境負荷の軽減を目指すものであり、充電インフラが整備されていない地域でも利用可能な点が注目される。水素燃焼エンジンは、電動モビリティと並行して、持続可能な輸送手段の一つとして期待されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る