ボッシュ、SDV向けソリューション発表、商用車もソフトウェアアップデートが可能に

ボッシュのブース(IAAトランスポーテーション2024)
ボッシュのブース(IAAトランスポーテーション2024)全 2 枚

ボッシュはIAAトランスポーテーション2024において、ソフト定義商用車向けのソリューションを発表した。

【画像全2枚】

自動車業界がソフトウェア定義のモビリティへと移行する中、商用車も大きな変革を迎えている。特に、フリート管理のための接続サービスやソリューションの増加により、トラックやバンも乗用車と同様にアップデート可能であることが求められている。

このため、車両のコンピュータ数を減らし、電気/電子アーキテクチャの複雑さを軽減することが重要。現在、知能は複数のコンピュータに分散しているが、将来的には少数の車両コンピュータに集約される見通しだ。

ボッシュは、ハードウェアからソフトウェア定義のモビリティへの移行を支援しており、商用車ビジネスもその対象に含まれている。同社は、適切なソフトウェアソリューションとサービスを幅広く提供していく。

ボッシュの物流向けデジタルサービスプラットフォーム「L.OS」は、運輸・物流業界が直面する特定の課題に対応している。同社はこの分野でアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)などと協力している。貨物運送業者やキャリア向けのソフトウェアエコシステムの中心には、物流ビジネスのあらゆる側面に対応するデジタルソリューションを一元的に提供するマーケットプレイスがある。これにより、ドライバー、輸送、フリート管理、ルート計画、駐車、金融サービス、サプライチェーンの透明性などがシームレスに統合される。

ボッシュの接続ソリューションは、モビリティおよび物流サービスプロバイダーが車両を効率的に使用し、ダウンタイムを最小限に抑えるのに役立つ。この技術的基盤は、どのメーカーの車両にも後付け可能なボッシュの制御ユニット。これにより、フリートオペレーターは車両の運行および診断データにアクセスでき、データベースに基づく多様なサービスが可能となる。

例えば、「リモジュール」機能は、トラックが走行するルートを認識し、中央データベースに保存された経験値に基づいて速度を微調整することで、燃料消費を最大4%削減できる。これはフリートオペレーターにとって魅力的なコストメリットになるという。

また、「ビークルヘルス」機能は、標準化されたエラーコードやメーカー固有のエラーコードを記録し、クラウドで評価する。これにより、早期に問題を特定し、理解しやすい形で提示することで、早期のメンテナンスを提案できる。予期せぬ故障の数が減少し、オペレーターの計画が容易になる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  2. 雨の日の視界確保に3つのアプローチ。フロントウィンドウ・コーティング剤[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』生産開始…航続700km超を実現
  4. 日産『ムラーノ』レビュー、CVT廃止と快適性に高評価…海外報道
  5. ホンダ『N-BOX』改良新型、「CUSTOM」が表情一新…6月22日から先行予約
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. LFPは規制面でも優位へ。2036年に向けた日本勢の針路…KPMGコンサルティング 轟木光氏[インタビュー]
  2. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  3. ボッシュ日本、2025年度の売上高4600億円で4年連続最高記録を更新…ADAS・SDV強化が成長を牽引
  4. 次世代圧電材料向け、「多能性中間膜」の量産化をJSTが支援…Gaianixxが開発
  5. 「容赦なきエルグランド包囲網」トヨタの高級ミニバン『アルファード』改良発表にSNS注目! 価格も争点に
ランキングをもっと見る