BMWの電動モビリティの歴史を辿る、米ピーターセン自動車博物館で特別展

BMWグループの電動モビリティの歴史を辿る特別展が米ピーターセン自動車博物館で開幕
BMWグループの電動モビリティの歴史を辿る特別展が米ピーターセン自動車博物館で開幕全 5 枚

BMWグループの電動モビリティにおける革新の歴史を紹介した特別展が、米国カリフォルニア州ロサンゼルスのピーターセン自動車博物館で開幕した。

この展示は「Alternating Currents: The Fall and Rise of Electric Vehicles」と題され、1800年代後半から現代に至るまでの電気自動車の発展を追っている。展示は2階のプロパルションギャラリーに位置し、電気自動車の生産と使用の進化を辿る内容となっている。

特にBMWは、1992年のBMW『E2コンセプト』、2009年の『MINI E』、2009年のBMW『Vision Efficient Dynamics』、そして2013年のBMW『i3 LifeDrive』アーキテクチャを展示している。これらのモデルは、BMWの電動モビリティ開発の重要な基盤を築いたものだ。

これらの歴史的なモデルの開発を基に、BMWグループは現在、米国で17種類のバッテリー電気自動車(BEV)モデルを展開している。これにはBMW、MINI、ロールスロイス・モーターカーズ、BMWモトラッドの全ブランドが含まれる。現在、BEVはBMWグループの米国年間販売の15%以上を占めている。さらに、BMWは2025年から次世代BEV「Neue Klasse」の発売を準備している。

この展示は、電動モビリティの過去、現在、そして未来を理解するための貴重な機会を提供している。BMWの革新と持続可能な高量生産モデルへの道のりを知ることができる、としている。

《森脇稔》

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