トヨタ、日立の「特許情報分析サービス」運用開始 知的財産を可視化

トヨタ自動車本社
トヨタ自動車本社全 3 枚

日立製作所(以下、日立)は9月25日、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)に向けて、「特許情報分析サービス」の提供し、運用を開始した、と発表した。

このサービスは、知的財産(以下、知財)情報を分かりやすいグラフなどで可視化するもので、特許業務に関する専門スキルがない人も、新たな気づきを得られるような分析を容易に行うことができる。

トヨタはこのサービスの導入により、業界動向や競合他社が重要視している技術などの迅速な分析と、その結果に関する情報を関係者間でスムーズに共有することができ、分析業務の効率化につながるほか、新たな気づきを得る機会を増やすことも可能になる。運用に先立ち実施した試行では、知財部門における分析作業が短縮でき、分析作業の効率化により、特許の調査・分析の対応件数を増加できる見込みであることを確認した。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 「FJクルーザー復活マジかよ!」価格は400万円台? トヨタの新SUV『ランドクルーザーFJ』にSNSが注目
  2. 米シークレットサービスが『コルベット』など10台を導入、あえてキャデラックを「MT車」にした理由とは
  3. 手軽なのに効果バツグン! 静音カスタムで車内を劇的改善~Weeklyメンテナンス~
  4. 【シトロエン C4 新型試乗】“もうひとつのダンパー”がなかなかいい仕事をしている…島崎七生人
  5. ジヤトコ、日産の次世代「e-POWER」用ドライブユニット初公開へ…人とくるまのテクノロジー展 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  2. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  3. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  4. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  5. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
ランキングをもっと見る