充電器に接続するだけで決済も、ポールスターの「Plug & Charge」機能が便利な理由

「Plug & Charge」機能を搭載するポールスター3
「Plug & Charge」機能を搭載するポールスター3全 4 枚

ポールスターは、新しいフラッグシップ電動SUVの『ポールスター3』に、Plug & Charge機能を導入した、と発表した。この機能により、外出先での充電がこれまで以上に簡単になるという。

Plug & Chargeはデジタルウォレットのように機能し、車両がユーザーを認証し、対応する充電器と直接通信する。これにより、充電セッションの設定手順を省略し、自動的に処理が行われる。ユーザーは目的地に到着後、ポールスター3を充電ステーションに接続するだけで、シームレスな充電プロセスが開始できる。この機能は、IonityやMerの選定された場所を含む9500以上のハイパワーチャージングポイントで利用可能だ。

この新機能により、ポールスター3のドライバーは、正しい充電場所を選択し、接続している充電器を確認し、支払いを認証する手順を踏む必要がなくなる。Plug & Chargeが有効化されると、車両が充電器と直接通信し、支払いも自動的に処理されるため、従来のプロセスから複数の手順が省かれる。

「Plug & Charge」機能を搭載するポールスター3「Plug & Charge」機能を搭載するポールスター3

ポールスター3のドライバーは、車両の充電設定でこの機能を有効化し、ポールスター・チャージアプリ(または他のEモビリティサービスプロバイダー)に接続する必要がある。ポールスター・チャージアプリは、ヨーロッパ全域で80万以上の公共充電ポイントへのアクセスを実現し、サブスクリプションベースの高速充電も割引料金で利用できる。これにより、Plug & Chargeは顧客にとってより便利で、コストパフォーマンスも向上する。

この機能は現在ポールスター3で利用可能。他のポールスター車種にも2025年に導入される予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る