「シート全体から音を出す」パイオニアの音響技術、レカロ「RCS Sound Edition」に採用

パイオニアの音響技術を採用したレカロ「RCS Sound Edition」
パイオニアの音響技術を採用したレカロ「RCS Sound Edition」全 1 枚

パイオニアは10月1日、パイオニア製のエキサイター(振動素子)とアンプが、レカロが販売を開始する自動車向けシート「RCS Sound Edition」に採用された、と発表した。

この新製品は、レカロが展開するフルバケットタイプのコンフォートスタイルシート「RCS」に、パイオニアのエキサイターと専用ハイダウェイアンプを組み合わせた音場体感シートだ。

「RCS Sound Edition」は、シート背面下部に内蔵された2つのエキサイターにより、シート全体から音を発する。これにより、身長や運転姿勢に左右されない安定したサウンドを提供し、身体が音に包み込まれるような立体音場を体感できる。

特に、走行中に車載スピーカーの音が聞こえにくいオープンカーでも臨場感のあるサウンドを楽しむことができる。また、専用ハイダウェイアンプの再生周波数帯域を調整することで、幅広い車種で最適な音楽空間を構築できる。

パイオニアのサウンド事業は、連結子会社の東北パイオニア(山形県天童市)を拠点に、音・サウンドに関わる製品の企画、開発、生産を行っている。同社は市販および自動車メーカー向けの車載サウンドシステムを開発しており、ハイエンド音響機器ブランド「TAD」をはじめ、ゲーミングスピーカーやPC用スピーカーユニット、業務用音響ソリューションなども展開している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  3. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  4. 【トヨタ GRヤリス 新型試乗】448万円からの価格にも納得、GRヤリスはまだまだ進化する…九島辰也
  5. 【スズキ GSX250R 試乗】ハンドリングは「小さなハヤブサ」!? 250ccらしからぬ独自の存在感…伊丹孝裕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る