山陽道リニューアルで車線規制…NEXCO西日本が高耐久舗装を導入 10月21日から

舗装の変状のメカニズム
舗装の変状のメカニズム全 5 枚

NEXCO西日本中国支社は、高速道路リニューアルプロジェクトの一環として、舗装の高耐久化を図るため、新たに開発した高弾性アスファルト混合物HiMA」を使用した舗装補修工事に着手することを発表した。

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対象区間は、山陽自動車道の岩国インターチェンジ(IC)から玖珂IC間の下り線(走行車線・追越車線)。工事は10月21日から12月中旬まで、平日の昼夜連続で車線規制を行ないながら実施される。

工事は、これまでの頻繁な補修の問題を解決し、舗装の耐久性と安全性を高めることをめざしている。従来の舗装補修では、表面の損傷に対する修繕が繰り返されていたが、路面の変状が再発しやすく、補修頻度が増加する問題があった。特に、土砂が吹き出す現象や路盤に及ぶひび割れが発生するなど、舗装の劣化が進行していた。今回導入するHiMAを使用した補修工法は、こうした問題を解決し、長期間にわたり舗装の耐久性を向上させることが期待されている。

NEXCO西日本は、高速道路の機能維持・性能強化・長寿命化を図るため、橋梁やトンネルの補強など様々なリニューアル工事を実施してきた。近年、舗装の内部損傷を確認する非破壊調査技術の進化により、新たな劣化メカニズムも明らかになっている。

舗装は表層から路盤まで4層に分かれている。 これまでは交通加重による表面の損傷を繰り返し補修していたが、内部(下部)からもひび割れなどが発生し、舗装が壊れていくことがわかってきた。新たな補修工法では、損傷した部分を耐久性の高い新しいアスファルト材料に取り換えることで、舗装の長寿命化が期待される。

さらに、E2山陽自動車道の岩国ICから徳山西IC間でも、舗装の損傷が激しい箇所を優先し、2025年4月から11月にかけて順次補修工事を進める予定だ。

《レスポンス編集部》

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