スズキ『ジムニー』、インド空軍と7000km走破ラリーへ…10月8日出発

スズキ『ジムニー』がインド空軍と7000km走破ラリー
スズキ『ジムニー』がインド空軍と7000km走破ラリー全 2 枚

スズキのインド子会社のマルチスズキは、インド空軍(IAF)およびウッタラーカンド戦争記念館と共同で「ヴァーユ・ヴィール・ヴィジェータ・ラリー」を開催すると発表した。

このラリーは「ヒマラヤン・サンダー」や「ウィングス・オブ・グローリー」カーラリーとも呼ばれている。

ラリーの主な目的は、国のために命を捧げた勇敢な兵士たちを称え、若者たちにインド軍への入隊を促すこと。10月1日には、インドのラジナート・シン国防大臣によって国立戦争記念館で出発式が行われた。正式な出発は10月8日の空軍記念日に、標高が世界最高の空軍基地の一つ、THOISE(シアチェン氷河への中継地)で予定されている。

ラリーには、現役の空軍兵士、女性将校、退役軍人、戦争記念館の代表者など52名が参加する。3人の元空軍参謀長も各区間に参加する予定だ。ラリーはラダック地方のTHOISE空軍基地からアルナーチャル・プラデーシュ州のタワン空軍基地まで、総距離7000kmを走破する。

12台の『ジムニー』が使用され、過酷で危険な地形を走破する。ジムニーの優れたオフロード性能が、コース上の困難な課題に対応するために活用される。

ラリーは、レー、カルギル、スリナガル、ジャンムー、チャンディーガル、デラドゥーン、アーグラ、ラクナウ、ゴラクプル、ダルバンガ、バグドグラ、グワハティ、テズプールを経由してタワンに到達する。途中16回の休憩と20回の学生や若者との交流が予定されており、インド軍について啓発し、国への奉仕という輝かしいキャリアを若者たちに考えてもらうことを目指している。

ジムニーは、優れた設計と頑丈な構造により、ラダックの乾燥した山岳地帯からタワンへの険しい山道まで、インドの過酷な地形をインド空軍チームが走破するのを支援する。このラリーでの役割は、車両の耐久性とマルチスズキの国家の誇りを称える取り組みへの揺るぎないコミットメントを示すものとなっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  4. 「スポーツバイクの王者」新型スズキ『GSX-R1000』発表! 40周年で大幅改良、日本市場復活なるか
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る