日産の小型SUV『マグナイト』、新デザインで迫力アップ! 左ハンドル仕様は2025年から

日産 マグナイト 改良新型
日産 マグナイト 改良新型全 9 枚

日産自動車のインド現地子会社であるインド日産は、インドで生産・販売するコンパクトSUV『マグナイト』の改良新型を発表した。改良新型マグナイトは、洗練されたデザインや先進技術、高効率なパワートレインを採用し、安全装備も追加している。

新しいマグナイトの外観は、頑丈さを感じさせるデザインで、フロントとリアにLEDライトを採用し、アルミホイールとルーフレールを組み合わせている。フロントグリルは大型化された新デザインだ。

室内空間には、新たにTFTディスプレイや、スマートフォンとシームレスにつながるワイヤレスApple CarPlayとAndroid Autoを設定したほか、ワイヤレスのスマートフォン充電器も搭載した。さらに調整可能な4色のアンビエント照明を採用したことで、室内の快適性をさらに向上させた。

新機能としては、リモートエンジンスタートや降車時オートロック・接近時アンロック機能、冷却機能付きグローブボックスに加え、エアイオナイザーなどを採用している。また、全グレードに6つのエアバッグを装備したほか、ボディには強化スチールを使用し、自動調光リアビューミラーも採用した。

パワートレインには、ターボチャージャー付1.0リットルエンジンを搭載し、トランスミッションにはマニュアルトランスミッションとCVTを設定している。これらを組み合わせることで、燃費とレスポンス性能の最適なバランスを提供する。

マグナイトは2020年12月に発売され、インドにおいて強固なプレゼンスを確立してきた。インド日産はこれまでに、マグナイトを20の右ハンドル市場に輸出しており、販売台数はインド国内及び海外市場で累計15万台を超えている。

そして、2025年から改良新型の左ハンドル市場への輸出を開始し、日産のアフリカ、中東、インド、オセアニア地域で生産される車両としては最大規模となる10万台レベルの輸出を目指す。

日産は経営計画「The Arc」において、インドを主要な生産ハブと位置付け、アフリカ、中東、インドにマグナイトを投入するなど、幅広い商品ラインナップを提供していく。マグナイトの輸出を通じて、インドは英国とともにAMIEO(アフリカ、中東、インド、欧州、およびオセアニア)地域における日産の重要な輸出拠点となる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る