ハンドレッス、水素燃料電池カートをジャパンモビリティショービズウィーク2024で展示へ

チャットカート水素燃料電池モデル
チャットカート水素燃料電池モデル全 3 枚

Hundredths(ハンドレッス)は、10月15日から18日まで幕張メッセで開催される「ジャパンモビリティショービズウィーク2024」に出展、特定小型原動機付自転車『ChatKart(チャットカート)』の水素燃料電池搭載試作モデルを披露する。

チャットカートは、16歳以上であれば免許が不要な4輪カートで、特にシニア層から高い評価を得ている。

今回の改良版は、取り扱いが容易な低圧水素ボンベを採用しており、クリーンなエネルギー供給をめざす中小企業や個人商店にも導入しやすい設計だ。このモデルには、東京工科大学を含む産学官グループと共同で開発した水素燃料電池技術を使用している。

展示会期間中には、実証実験や導入に興味を持つ企業や自治体向けの情報提供を行なうという。

ハンドレッスのビジョンと活動

ハンドレッス(本社:長野県塩尻市)は、「新しいモビリティで、新しい世界を。」をビジョンに、2018年に創業された。同社は、年齢を問わず楽しめるモビリティの提供をめざし、さまざまな電動モビリティを開発してきた。特に「エベサー」ブランドを通じ、移動手段以上に楽しく豊かな体験を提供するモビリティをめざしている。

近年、公共交通機関の減少やモビリティ不足の課題に対し、地域のスポーツチームやインフルエンサーと協力し、地域創生にも取り組んでいる。また、企業とのコラボレーションや海外事業の拡大を視野に入れ、グローバルなマイクロモビリティメーカーとしての成長をめざしている。

《高木啓》

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