ボッシュ、高性能eバイク向け新型ABS発表…プロレーサーの技術を一般向けに

ボッシュ「eBike ABS Pro」
ボッシュ「eBike ABS Pro」全 1 枚

ボッシュeBikeシステムズは、高性能制動システム向けの新型ABS、「eBike ABS Pro」を発表した。この新システムは、下り坂のトレイル走行時に、ライダーがブレーキングよりもコース取りに集中できるよう設計されている。

新型ABS Proは、前輪のスリップを防ぎながら、遅くて強力なブレーキングを可能にすることで走行安定性を向上させる。開発にあたっては、eMTBレースの経験と技術が活用された。その結果、2つのABS Proモードが誕生した。一般の熟練マウンテンバイカー向けの「ABS Trail Pro」モードと、エンデューロレーサー向けの「ABS Race」モードである。

ABS Trail Proモードは、険しい下り坂のオフロードで効率的で安定したブレーキングを実現する。ライダーは理想的なラインに集中でき、グリップの良い路面では後輪リフトコントロールの恩恵も受けられる。

一方、ABS Raceモードは、eMTBプロフェッショナルやブレーキのスペシャリスト向けに機能が調整されている。リフトコントロールが無効化されているため、ウィリーやヘアピンカーブでの後輪リフトが可能だ。

新型ABS Proは、マグラのMT7ディスクブレーキとTRPのDH-R EVOに対応している。ただし、後付けはできず、スマートシステム搭載のeBikeにのみ対応する。最初のABS Pro搭載eBikeは、2024年末から専門店で販売が開始される予定だ。

《森脇稔》

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