車内用ゲーム「ヴァレオレーサー」に車外連携の「パントマイム」、パリモーターショー2024で最新イノベーション発表

ヴァレオ・レーサー
ヴァレオ・レーサー全 3 枚

ヴァレオは、フランスで10月14日に開幕する「パリモーターショー2024」に出展する。

ヴァレオは、30年以上にわたるソフトウェア・ソリューション提供の実績と、10年以上のAI活用経験を持つ。現在、同社はグローバル自動車メーカーの重要なイノベーション・パートナーとして、ソフトウェア定義自動車(SDV)プログラムに参画している。業界随一のセンサーポートフォリオ、高性能コンピューティング・ユニットとその冷却システム、充実したソフトウェア製品群を提供している。

SDVでは、接続ハブを使用してコンピューティング機能をクラウドに拡張することで、組み込みシステムでもデータ駆動型開発手法においても、AIのポテンシャルを最大限に活用できるようになる。ヴァレオクリストフ・ペリヤCEOは、10月15日にパリ・ドームで開催されるオートモーティブ・サミットで「SDVを成功させるための共通の課題」について講演する予定だ。

パリモーターショー2024では、ヴァレオの多岐にわたるソリューションや、幅広いイノベーション、比類ない製品を見出すことができる。

「ヴァレオ・レーサー」は、車両のWi-Fiに接続されたスマートフォンやタブレットでプレイできる乗客向けの拡張現実(XR)ゲーム体験。車両のADASカメラとレーダー、AIアルゴリズムを使用して実際の環境をゲームに挿入する。

「ヴァレオPredict4Range」は、バッテリーEVの効率的な熱管理戦略を予測・実行し、走行距離の延長とバッテリー寿命の延長を実現するソフトウェア。リアルタイムデータを統合し、従来の熱管理制御と比較して最大24%長い航続距離を可能にする。

「パントマイム」は、車両にインテリジェンスをもたらし、極端な状況下での建設作業員や警察官、サイクリストとのやり取りを支援するAIソリューションだ。

ヴァレオは、これらの革新的な技術を通じて、次世代モビリティの実現に向けた取り組みを加速させている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る