プジョーの最新ファストバックが電動化、『E-408』パリモーターショー2024で初公開

プジョーE-408
プジョーE-408全 5 枚

プジョーは、『408』のEV『E-408』を欧州で発表した。実車は10月14日、フランスで開幕するパリモーターショー2024で初公開される。この新モデルは、ファストバックのシルエットを持つゼロエミッション車で、最大453kmの航続距離を実現している。

プジョー『E-408』の内外装

E-408は、157kW(210hp)の電気モーターと58.2kWh(実用容量)のNMCバッテリーを搭載している。このパワートレインにより、345Nmのトルクを発生させる。

プジョーの伝統の優れた走行性能に加え、独自のi-Cockpitシステムがドライビングエクスペリエンスをさらに向上させる。コンパクトなステアリングホイールと、目線の高さに配置された10インチの3Dデジタルパネルが、優れた人間工学を実現している。

中央の10インチ高解像度スクリーンでは、i-Connect Advancedシステムを操作できる。このシステムには、TomTomの接続型ナビゲーションが標準装備されている。さらに、「トリッププランナー」機能により、車両の航続距離を最大化し、充電を容易にする最適なルートを計画することができる。

また、Free2move Chargeアプリケーションの「e-Routes」機能も利用可能で、車両の航続距離ニーズ、充電ステーションの位置、交通状況、走行距離などに基づいて最適なルートを計算する。

E-408に搭載される電気モーターは、ステランティスとニデックの合弁会社によってフランスのトレメリーで生産される。また、関連するレデューサーはステランティスがバランシエンヌ(フランス)で製造している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. 365万円で買えるMINI登場!「土偶みたいな顔しとる」「現実的な価格」などSNSでは反響さまざま
  4. トヨタ『スープラ』1000台以上をリコール…水が浸入して火災のおそれ
  5. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る