トヨタがクルマの記憶を辿る試み、ガラスリサイクル促進めざす特別展示…10月18日開幕「DESIGNART TOKYO 2024」

トヨタが「DESIGNART TOKYO 2024」で「クルマの記憶:ガラスによる素材の変容と情景」と題した展示を開催
トヨタが「DESIGNART TOKYO 2024」で「クルマの記憶:ガラスによる素材の変容と情景」と題した展示を開催全 5 枚

トヨタ自動車は、環境負荷低減と資源の完全循環を目指す活動「Geological Design」の一環として、「DESIGNART TOKYO 2024」で「クルマの記憶:ガラスによる素材の変容と情景」と題した展示を開催する。

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この展示は10月18日から21日まで、東京都渋谷区のギャラリー「seeen」地下1階で行われる。

トヨタの構造デザインスタジオは、大學孝一テーマプロデューサーを中心に、経済軸と技術軸に加え、環境軸を取り入れた「捨てるところがないモノづくり」を目指している。クルマの廃材を自治体や地域の工芸家、アーティストと共創し、アップサイクルする「次の命づくり」に取り組んでいる。

今回の展示では、リサイクルが進んでいない自動車由来のガラスに焦点を当て、ガラスを通じて「クルマの記憶」を辿る空間展示を行う。ガラスの特性を活かし、素材の本質を理解し、多面的な変容を表現することで、訪れる人々に新たな視点を提供する。

展示作品は、様々な角度から近くで観察でき、一部は触れることも可能だ。入場は無料で、申し込みは不要。展示内容は変更の可能性がある。

DESIGNART TOKYOは、2017年に始まったデザイン&アートフェスティバルで、東京を舞台に多彩なジャンルの才能が集結し、都内各所で展示を行う。トヨタの展示では、環境配慮とアートの融合を体験できる。

《森脇稔》

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