スズキ フロンクス 発売、鈴木社長「日本市場に合わせて造り込みをしっかり行ってきた」

鈴木社長
鈴木社長全 13 枚

スズキは10月16日、新型SUVの『フロンクス』を発売した。セダン『バレーノ』以来、8年ぶりにインドから輸入し発売する新型車で、価格は254万1000円から273万9000円となっている。

スズキの鈴木俊宏社長は同日都内で開いた発表会で「2023年1月に、インドのオートエキスポでワールドプレミアしたフロンクスは、スズキが世界戦略車としてお届けするクーペスタイルのSUV。フロンクスはインドのSUV市場で最も早く累計販売台数20万台を突破した。またインドだけでなく中南米、中近東などにも輸出しており世界70か国以上のお客様にご愛用頂いている。そのフロンクスを満を持して日本のお客様へお届けする」と紹介。

その上で「日本への導入にあたっては日本の道路事情に合わせてサスペンションのチューニングや降雪地域での使用を考慮した4WD車の設定など仕様の造り込みをしっかリ行ってきた。スズキは適所適材のモノづくりを大切にする。まさにフロンクスは、そのことを体現する1台」と述べた。

さらに「競争が激しい日本のコンパクトSUV市場においてフロンクスは他には無い個性的なデザインと取り回しの良いサイズ感だけはなく、運転する人が楽しく後席の人も快適なモデルとして多くのお客様に喜んで頂けると思っている」とも付け加えた。


《小松哲也》

アクセスランキング

  1. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  2. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  3. 「ゴツい見た目に、爽やかなブルーは反則」新型トヨタ『セコイア』発表で高まる日本導入への期待
  4. 歴代最強? 新型ポルシェ『カイエン』はこうなる! 最上級グレードは1000馬力超え
  5. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る