豊田合成、インドのエアバッグ新工場を稼働…安全規制強化で需要が拡大

豊田合成のインドのエアバッグ新工場
豊田合成のインドのエアバッグ新工場全 1 枚

豊田合成は、インドにおける安全規制の強化を背景にエアバッグの需要が拡大していることを受け、豊田合成ウノミンダインディアのニムラナ工場を拡張し、新たな建屋での生産を開始した。

インドではこれまで前面衝突対応のエアバッグの搭載が増加していたが、今後は車両の衝突安全アセスメントの強化により、側面衝突に対応するサイドエアバッグやカーテンエアバッグの装着が進むと見込まれている。豊田合成は、自動車メーカーのニーズに迅速に対応するため、インドでの開発・生産体制を整えており、その一環としてニムラナ工場を拡張した。

新工場の開所式では、豊田合成の齋藤克巳社長兼CEOが「この新建屋で生産されるエアバッグ製品の提供を通じて、顧客のニーズに応え、これらの安全装置の普及により、インドの安心・安全なモビリティ社会の実現に貢献していく」と述べた。

豊田合成のこの動きは、インドにおける自動車安全の向上と市場のニーズに応えるための重要なステップ。今後も同社は、インド市場でのプレゼンスを強化し、安全装置の普及に努めていく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 米トヨタ、新世代オーディオマルチメディアシステム発表…『RAV4』新型から搭載へ
  2. 免許不要で歩道走行可能な新型4輪モビリティ、全幅59cmの「CURIO Q1」初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『カムリ』新型に「GT-Sコンセプト」、スポーツセダンの新境地を提示…SEMA 2025
  4. マツダの新型EVセダン『6e』、衝突安全テストで最高評価の5つ星…ユーロNCAP
  5. 「日本カー・オブ・ザ・イヤー」10ベストカーが10月30日発表へ、ノミネート車35台をチェック!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る