川崎重工、水素エンジン技術開発を加速…水素100%燃料による小型航空エンジンの運転試験に成功

川崎重工が水素100%燃料による小型航空エンジンの運転試験に成功
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川崎重工は10月17日、水素100%燃料による小型航空エンジンの運転試験に成功した、と発表した。

この試験は、NEDOの「グリーンイノベーション基金事業/次世代航空機の開発プロジェクト」の一環であり、「水素航空機向けコア技術開発」事業の一部として実施された。従来の燃料用小型航空エンジンに、川崎重工が新たに開発した水素用燃焼器などを搭載し、水素燃焼運転試験を行った。

試験は、JAXAの能代ロケット実験場(秋田県)で実施された。水素のみを燃料とした着火から回転上昇、定常運転、回転降下、停止までの一連の運転動作において、安定したエンジン運転が可能であることが確認された。


《森脇稔》

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