日産『ムラーノ』新型発表、エネルギッシュ&エレガントな4代目

日産 ムラーノ 新型
日産 ムラーノ 新型全 12 枚

日産自動車は10月17日、ミドルサイズクロスオーバーの新型『ムラーノ』を北米で発表した。2025年初頭にアメリカとカナダで発売される予定だ。

4代目となる新型ムラーノは、デザインテーマ「エネルギッシュ エレガンス」をベースに、21インチホイールや左右に広がったLEDテールライト、専用2トーンカラーなどにより流麗でモダンな外観を実現した。内装は細部までこだわった素材、2つの12.3インチディスプレイ、64色のアンビエントライティングやマッサージ機能付きのフロントシートなど、高級感あふれる仕上がりとなっている。

安全面では、全方位運転支援システム「セーフティシールド360」を全モデルに標準装備。高速道路での走行をサポートする「プロパイロット」や「プロパイロット1.1」も搭載している。さらに、フード部分を透過して前方を確認できる「インビジブル フードビュー」や、駐車時に真上から見下ろしたように車の周囲を表示する「インテリジェント アラウンドビュー モニター」といった2種類のカメラ技術を初めて採用した。

日産 ムラーノ 新型日産 ムラーノ 新型

コネクティビティ面では、Googleビルトインを搭載し、車内の12.3インチディスプレイに最新のGoogleマップをはじめとする様々なアプリを直接表示可能。このシステムは10スピーカーBOSEプレミアムサウンドシステムと連動し、キャビン全体に没入感のあるサウンドを実現する。

パワートレインには、最高出力241hp、最大トルク260lb-ft(353Nm)を発生する2.0リットルVCターボエンジンを採用。前モデルと比較してトルクを20lb-ft(27Nm)向上させた。このエンジンは、パドルシフト付きの9速オートマチックトランスミッションと組み合わされている。駆動方式は前輪駆動または4WDをラインナップしている。

新型ムラーノは、前モデルと同様に米国テネシー州スマーナ工場で生産される。価格は発売時に発表される予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  5. 今どき? ダウンサスが注目される理由とは…夏のカスタムHOW TOまとめ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る