HAL学生がデザインした「10年後のモビリティ」、スズキとの産学連携プロジェクトで優秀賞が決定

HAL(東京・大阪・名古屋)とスズキの産学連携プロジェクト。テーマは「10年後も使い続けられるモビリティデザイン」
HAL(東京・大阪・名古屋)とスズキの産学連携プロジェクト。テーマは「10年後も使い続けられるモビリティデザイン」全 7 枚

専門学校HAL(東京・大阪・名古屋)は10月18日、スズキとの産学連携プロジェクトの結果を発表した。テーマは「10年後も使い続けられるモビリティデザイン」で、カーデザイン学科の学生たちが未来のスズキ車を企画・提案した。

学生たちが提案した「10年後も使い続けられるモビリティデザイン」

プロジェクトは今年4月に始まり、7月には学内でのプレゼンテーションが行われ、優秀な6名の学生が選ばれた。彼らはスズキ本社でデザイン部の前で最終プレゼンテーションを行い、各賞が決定された。

優秀賞・ビジョン賞を受賞したのはHAL東京の徳武佑騎氏で、「タフネスさと安心感」をテーマに「スズコ」というコンセプトを提案。スマホアプリで呼べる小型車が迅速に駆けつけ、安心を提供するというアイデアが評価された。

優秀賞・ビジョン賞 HAL東京 カーデザイン学科 德武 佑騎さん優秀賞・ビジョン賞 HAL東京 カーデザイン学科 德武 佑騎さん

また、優秀賞・ライフスタイル賞はHAL大阪の福田康宏氏が受賞。環境の変化を体験できるモビリティを提案し、家族のライフスタイルを豊かにするデザインが評価された。

このプロジェクトは、学生が実際の仕事を疑似体験し、プロのデザイナーとしてのスキルを磨く貴重な機会となった。スズキのデザイナーから直接指導を受けることで、学生たちは実践的な経験を積むことができたとしている。

《森脇稔》

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