EV充電器を無償で設置・運用へ、賃貸物件オーナーを支援…テラチャージとCOMPASSが業務提携

テラチャージの3kWコンセント充電器
テラチャージの3kWコンセント充電器全 1 枚

EV向け充電サービス「Terra Charge(テラチャージ)」を展開するテラチャージは10月17日、Casaのグループ会社のCOMPASSと業務提携した、と発表した。この提携により、COMPASS会員の自主管理オーナーは、テラチャージが提供するEV充電器を無償で設置・運用できるようになる。

2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、EVの普及とEV充電インフラの拡充が急加速している。経済産業省はEV充電器の設置目標を2030年までに30万口(現在4万口)とするなど、充電環境の整備が全国で求められている。

テラチャージは「すべての人とEVにエネルギーを」をミッションに掲げ、EV向けの充電サービス「Terra Charge」を日本全国で提供している。2023年12月末時点で、EV充電器の受注数は2万5000口を突破し、国内トップクラスとなっている。

一方、COMPASSは「テクノロジーで創造する次世代の賃貸経営」をビジョンに掲げ、自主管理大家が抱える課題を解決するためのプラットフォームを提供している。全国に約9000社以上の自主管理大家が会員登録しており、今後もDXの推進を加速させることで、大家業務の効率化、入居者満足度の向上、そして不動産資産価値の増大を実現していく。

この業務提携により、COMPASS会員の自主管理オーナーは、テラチャージのEV充電器を無償で設置・運用できるようになる。これにより、物件の付加価値を高め、他物件との差別化が図れるようになる。

両社は、この業務提携を通じてカーボンニュートラルへの貢献と共に、持続可能な社会の実現に向けて進んでいくとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る