ブリヂストン、次世代タイヤ「AirFree」や“柔らかいロボット”など3製品がグッドデザイン賞

ブリヂストン「AirFree」
ブリヂストン「AirFree」全 3 枚

ブリヂストンは、同社の3つの製品が2024年度グッドデザイン賞を受賞した、と発表した。

受賞したのは、プレミアムタイヤ「REGNO GR-X III」、柔らかいロボット「Morph」、そして空気充填不要の次世代タイヤ「AirFree」だ。特に「AirFree」は「私の選んだ一品」にも選出されている。

ブリヂストンは創業以来、デザインを重要視してきた。現在は「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンの実現に向け、経営・事業戦略と連動したデザイン表現をグローバルで追求している。

受賞製品の中でも「AirFree」は特に革新的だ。空気充填が不要で、リサイクル可能なスポークで荷重を支える。安全性と視認性を高めるため、暗い時間帯でも見やすい青色を採用している。この色は「Empowering Blue」と名付けられ、地域社会の安心安全な移動を支えるという意味が込められている。

「REGNO GR-X III」は、静粛性とハンドリング性能を両立させた高級タイヤだ。新技術「ENLITEN」を採用し、空間品質や走行性能、サステナビリティを高いレベルで実現している。

ブリヂストンの柔らかいロボット「Morph」ブリヂストンの柔らかいロボット「Morph」

「Morph」は、ゴム人工筋肉を活用した柔らかいロボットで、人とロボットの新しい関係性を築くことを目指している。生物の営みや自然の動きを反映したデータを内蔵し、独特の息遣いを生み出す。

これらの製品は、ブリヂストンが掲げる「ロジカル、デザイン、アート」の3つの思考を行き来することでイノベーションを創出し、新たな社会価値・顧客価値の創造に取り組んでいることを示している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 昭和の子どもたちが憧れた「スーパーカー自転車」が50年ぶりに復活へ
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  4. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
  5. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る