アウディ『SQ6スポーツバックe-tron』発表、489馬力ツインモーター搭載…パリモーターショー2024

アウディ SQ6スポーツバック e-tron
アウディ SQ6スポーツバック e-tron全 5 枚

アウディパリモーターショー2024において、高性能電動SUVクーペの『SQ6スポーツバックe-tron』を世界初公開した。

この新モデルは、前後アクスルに電気モーターを搭載し、システム出力360kW(489ps)を誇る。ローンチコントロールモードでは、0-100km/h加速を4.3秒で達成する。

83kWhのバッテリーを搭載しており、1回の充電で607kmの航続を実現した。充電に関しては、最大出力270kWでの急速充電を可能にしている。

第2世代デジタルOLEDリアライトを採用する。6つの360セグメントOLEDパネルを使用し、10ミリ秒ごとに新しい画像を生成する。フロントでは、12個の調光可能なセグメントとアルゴリズムの相互作用によってアクティブなデジタルライトシグネチャーを生成する。

このデジタルOLED技術は、新しいアウディモデルのルックスを形作るだけでなく、新機能も可能にしている。例えば、事故や故障時に他の道路利用者に警告を発する通信ライト機能がある。危険な道路状況では、通常のリアライトグラフィックに加えて、警告シンボルを組み込んだライトシグネチャーを表示する。

車内では、新しいディスプレイおよび操作コンセプトが導入されている。ソフトラップの上部には、アウディMMIパノラマディスプレイとMMI助手席ディスプレイからなるデジタルステージが設置されている。曲面デザインとOLED技術を特徴とするアウディMMIパノラマディスプレイは、11.9インチのアウディバーチャルコックピットと14.5インチのMMIタッチディスプレイで構成される。

さらに、インフォテインメントシステムには、Android Automotive OSを初めて搭載した。最新のアウディコネクトサービスに加え、YouTubeなどのアプリをMMIに直接組み込まれたサードパーティアプリストアから利用できる。これにより、スマートフォンを必要とせずに多彩な機能を楽しむことができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「バカ売れするやつだこれ」SNS大盛り上がり! トヨタ『カローラクロス』のGRスポーツ、日本導入は
  2. 「変形ロボじゃん」可変カウル装備の新型BMW『R 1300 RT』にファン驚愕
  3. 「日本仕様もこのままで!」“2つの顔”を持つ新型トヨタ『カローラクロス』にSNS興奮
  4. 日産『テラノ』が4年ぶり復活!? ブランド初のPHEVクロスオーバーSUV
  5. メルセデスマイバッハ、初のオープン2シーター『SL 680』発表…贅沢とスポーツ性を融合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  3. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  4. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る