フォード『マスタング』のEV、スポーツパッケージ新登場…米2025年型

フォード・マスタング・マッハEの2025年モデル
フォード・マスタング・マッハEの2025年モデル全 5 枚

フォードモーターは10月21日、電動SUVのフォードマスタング・マッハE』の2025年モデルを米国で発表した。

【画像全5枚】

2025年モデルでは、標準装備としてヒートポンプが追加される。また、最新バージョンの「BlueCruise 1.5」を採用し、ハンズフリーでの高速道路走行時に自動車線変更が可能となる。さらに、新たなスポーツパッケージも導入される。これらの機能強化は、魅力的な価格設定と排出ガスゼロを維持しつつ実現される。

フォードは、顧客の声に耳を傾け、製品に反映させる取り組みを継続している。電気自動車の所有体験を向上させるため、顧客の課題に対応するフォードパワープロミスも提供している。

プレミアムモデルの購入者向けに、新たなスポーツパッケージが登場する。このパッケージは、「GT」グレードの主要なスタイリング要素を取り入れつつ、より低価格で販売される。フロントフェイシアとグリルシールド、赤く塗装されたブレンボ製フロントブレーキキャリパー、19インチのモノクロマチックハイグロスブラック塗装ホイール、ブラック塗装のドアクラッディングとホイールリップが含まれる。

内装では、赤いアクセントステッチとスポーツペダルが追加される。プレミアムモデルには、通気性のあるフロントシートが標準装備となる。また、全モデルで従来のセンターマウントダイヤルシフターに代わり、コラムマウントシフターが採用され、コンソールスペースが拡大した。

新たに導入されるフォードコネクティビティパッケージは、車内体験を向上させる。このパッケージには、5G Wi-Fiホットスポットとして、最大10台の個人デバイスを接続可能。車両から50フィート離れた場所まで使用できる。キャンプやテールゲーティングに最適という。

駐車中に車内スクリーンでYouTubeの視聴やカラオケを楽しめる。また、Alexaを通じてお気に入りのオーディオエンターテインメントアプリをストリーミングできる。

また、コネクテッドナビゲーションにアクセスし、EVトリッププランナー、予測目的地、ルートガイダンスなどの機能を利用できる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  3. ランクル最小モデル登場!トヨタ『ランドクルーザーFJ』世界初公開、日本発売は2026年央頃に
  4. BYDが軽自動車市場に参入、EVプロトタイプ初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る