階段もOK! LIFEHUBの次世代電動車いす『AVEST』…クローラー採用

LIFEHUBの次世代電動車いす「AVEST」
LIFEHUBの次世代電動車いす「AVEST」全 5 枚

LIFEHUBは10月23日、次世代のパーソナルモビリティ『AVEST』の「Launch Edition」の先行予約を開始した。AVESTはクローラーシステムを採用し、階段や段差を乗り越え、様々な場所への移動を可能にする電動車いす型のモビリティだ。

【画像全5枚】

この製品は、バリアフリーを超えて自由な移動を実現することを目指している。階段やエスカレーターの昇降が可能で、電車やバスにも補助なしで乗車できる。平地での車輪走行に加え、クローラーによる段差や不整地での走行が可能で、行動範囲が大幅に拡大する。重心制御システムにより、乗員の姿勢を保ち、転倒を防ぐ機能も備えている。

安全性の向上のため、障害物センサーを搭載し、衝突防止システムを構築。階段昇降時のアプローチを補助し、スムーズな移動を実現する。2025年8月の提供開始を目指し、開発・生産体制を整えている。現在、プロトタイプによる22cmの段差や階段の昇降、エスカレーター昇降機能の検証を行っている。

販売価格は150万円で、「Launch Edition」は限定50台の販売を予定している。予約開始に伴い、10月に東京幕張メッセで開催されたJapan Mobility Show Bizweek 2024にて、開発プロトタイプを展示した。

LIFEHUBは2021年に創業し、モビリティ製品の研究開発を行うスタートアップ企業だ。最先端のテクノロジーを駆使し、「全ての人に移動の自由を届ける」というミッションを掲げている。

《森脇稔》

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