ホンダのSUV『パスポート』新型、オフロード仕様を予告…今秋米国デビューへ

ホンダ・パスポート新型のトレイルスポーツ
ホンダ・パスポート新型のトレイルスポーツ全 5 枚

ホンダの米国部門は10月22日、SUVの『パスポート』新型と、オフロード仕様の『パスポート・トレイルスポーツ』の新たなティザー写真を公開した。

この新型モデルは、ホンダSUVの中で最も高い走破性能を持つ「究極の冒険マシン」として位置付けられている。

新型パスポートのトレイルスポーツは、タフな設計と革新的なオフロード機能を備え、厳しい地形での走行性能とドライバーの自信を高めることを目指している。専用設計の18インチホイール、31インチのオールテレーンタイヤ、オレンジ色のフロントリカバリーフックが特徴だ。また、フロントオーバーハングを大幅に短縮することで、アプローチアングルが改善されている。

オフロード走行をサポートする新技術として、トレイルウォッチシステムを採用する。このシステムは前方、後方、側面、360度の4つのカメラビューを提供し、センターディスプレイにタイヤの軌道や車体のガイドラインを表示。これにより、斜面や近接物による死角、急な丘の頂上、深い轍、道路の端など、通常の視界では確認しづらい障害物の回避をサポートする。

さらに、ホンダのエンジニアたちは新型パスポートの発売に合わせて、過去最大規模の純正アクセサリーラインナップを用意した。新しいアクセサリーには、車体の重量に耐えられる強固なロックスライダー(トレイルスポーツ標準装備のスチール製スキッドプレートを補完)、フロントフェイシアを保護するアルミニウム製フロントスカッフプレートなどが含まれる。

また、アウトランディングを意識した新しいカーゴアクセサリーラインも充実している。例えば、リアカーゴエリアに統合されたMOLLE(モジュラー式軽量荷物運搬装置)ストレージシステムなどが用意されている。

新型パスポートは今秋、正式発表され、2025年初めに全米の販売店で発売される予定だ。

《森脇稔》

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