ロータスの603馬力電動SUV『エレトレ』がタクシーに、ウーバーが英国ライドシェアに限定導入

ロータス・エレトレ
ロータス・エレトレ全 3 枚

ロータスは10月24日、英国ロンドンで高性能電動SUV『エレトレ』をウーバーのEVによるライドシェア「ウーバーグリーン」の車両に11月末までの期間限定で加えると発表した。

ロータス・エレトレは、英国の高級スポーツカーメーカー、ロータスが初めて手がけた電動SUVだ。高級感あふれる内装と最新技術を組み合わせ、乗客に贅沢な移動体験を提供する。

この取り組みは、ロンドンの持続可能な交通への移行を支援するものだ。現在、ロンドンにおけるウーバーの走行距離の約30%がフルEVによるものとなっている。

利用者は、アプリ内の「排出量削減ツール」を使って、自身の貢献度を確認できる。このツールは今年初めに導入されたものだ。

ウーバーグリーンは2021年にロンドン中心部で開始されたサービスで、通常のウーバーXと同じ料金で排出ゼロの乗車を提供している。サービス開始以来、ロンドンで5万5000トンの炭素排出量を削減したという。

また、ウーバーグリーンの運転手は、ウーバーXと比べて10%多い収入を得られる仕組みになっている。これにより、ウーバーの運転手は一般のドライバーの5倍のスピードでEVに切り替えているという。

エレトレのEVパワートレインは、モーターが最大出力603hp、最大トルク72.4kgmを発生する。パワフルなモーターにより、0~100km/h加速4.5秒、最高速258km/hのパフォーマンスを可能にする。また、バッテリーの蓄電容量は112kWhで、1回の充電での航続は最大600km(WLTPサイクル)。急速充電を利用すれば、バッテリーの8割の容量を20分で充電できる。

《森脇稔》

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