ワンワンワン、11月1日は「いぬの日」だ。ペットフード『CoCo Gourmet(ココグルメ)』を開発・販売するスタートアップ、バイオフィリアは、盛り上がりをみせる「ペットツーリズム」に関する実態調査を実施、10月30日に結果を発表した。
調査期間は2024年10月24~28日。調査対象はココグルメ公式サイトに会員登録しているユーザーで、会員専用メールマガジンによるインターネット調査を実施し、回答者数は1021人だった。比較対象の前回調査は2022年3月28日~4月5日で、全国的に新型コロナウィルスのまん延防止措置が解除された時期だ。
●愛犬を旅行に連れて行きたい
調査結果によると、愛犬を旅行に連れて行きたい飼い主は3.3%増加し96.3%になった。すでに愛犬と旅行に行ったことがある飼い主も、前回調査の70%から82%に増えた。
●旅費が高くなっても連れて行きたい
旅費が高くなったとしても愛犬を連れて行きたい飼い主は84.5%を超え、一頭あたり1回の旅費に1万円以上をかける飼い主は、37.9%から50.6%に増加した。
前回調査との比較では、予算5000円未満が23.3%から17.6%、5000~1万円が37.2%から29.2%、1万~3万円が21.5%から25.8%、3万~5万円が7.5%から11.7%、5万~8万円が5.2%から5.4%、8万~10万円が1.2%から3.9%、10万円以上が2.5%から4.2%になった。予算1万円未満が減り、1万円以上が増加している。
●旅先選びでは愛犬を連れて行けるか考慮
バイオフィリアによるとペットツーリズム需要はここ数年高い状態が続いており、旅先選びに愛犬を連れて行けるかどうかを考慮する人は95.8%と多い。これまでの愛犬との旅行回数は1回の割合が最も少なく、2~5回が38%、10回以上が35%。26.6%がコロナ禍より旅費が増えたと回答している。