究極の『インテグラ・タイプS』爆誕か!? アキュラ「HRCプロトタイプ」公開へ…SEMAショー2024

アキュラ・インテグラ・タイプSのHRCプロトタイプ
アキュラ・インテグラ・タイプSのHRCプロトタイプ全 5 枚

ホンダの海外向け高級車ブランドのアキュラは11月5日(日本時間11月6日未明)、米国で開幕するSEMAショー2024に、『インテグラ・タイプS HRCプロトタイプ』を出展する。

インテグラ・タイプS HRCプロトタイプ

このプロトタイプは、これまでで最もパワフルで高性能な『インテグラ』の性能をさらに引き上げ、究極のストリートおよびサーキット性能を実現することを目指している。

アキュラによると、このHRCプロトタイプは、高度なエアロダイナミクス、軽量化、そして改良されたサスペンションコンポーネントを特徴としている。これらの要素は、将来のHRC(Honda Racing Corporation)パーツがどのように性能を大幅に向上させる可能性があるかを示している。

このプロトタイプは、これまでで最も強力で高性能なインテグラ・タイプSをベースにしており、ストリートとサーキットでの究極のパフォーマンスを実現することを目指している。

開発は、南カリフォルニアに拠点を置くHRC USが主導しており、エンジン、サスペンション、ブレーキ性能の向上と大幅な軽量化に焦点を当てている。

ロサンゼルスのアキュラデザインスタジオで設計されたこのプロトタイプは、インテグラのレースカーの空力開発から得た技術を応用し、ダウンフォースを増加させ、高速安定性を向上させている。新しいフロントマスク、大型フロントスプリッター、冷却ダクト、大型フードベント、サイドスプリッター、調整可能なカーボンファイバー製リアウィングなど、多くの機能的な空力要素が含まれている。

また、カーボンファイバー製の部品を多用して軽量化を図っており、全体の重量を約200ポンド(約90kg)削減している。高回転ターボチャージャー付き2.0リットル VTECエンジンの出力、応答性、冷却性能も向上している。

ハンドリングは、サーキット対応のサスペンション、調整可能なリアアンチロールバー、調整可能なフロントおよびリアキャンバープレートによって最適化されている。さらに、鍛造軽量の19インチホイールと高性能タイヤが装着されており、ブレーキ性能も大幅に向上している。

《森脇稔》

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