UDトラックス『クオン』トラクタがリコール…プロペラシャフトに破断・分離のおそれ

改善箇所
改善箇所全 1 枚

UDトラックスは10月10日、大型トラクタ『クオン』のプロペラシャフトについて破断・分離のおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは2022年4月13日から2022年9月9日に製造された259台。

大型トラクタ(後輪1軸)のプロペラシャフトにおいて、ヨークシャフトとチューブを正規と異なる操作で溶接したため、当該部位の溶接溶け込み量が不足しているものがある。そのため、使用過程で繰り返し応力を受けると溶接部に亀裂が発生し、そのまま使用を続けると、破断・分離し、動力が伝わらなくなり走行不能に至るおそれがある。

UDトラックスは、改善処置として、全車両のプロペラシャフトを良品と交換する。

現在までにこの現象による不具合が7件報告されており、事故は報告されていない。

《小國陽大》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  2. 日産『セレナ』改良新型、「LUXION」「ハイウェイスターV」が新グリルで表情一新…278万5200円から
  3. ヤマハが新基準原付を2026年3月、日本発売へ…台湾から『ジョグ125』導入
  4. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  5. ゲームエンジンが自動車開発の共通言語になる!『Unreal Engine』の採用が急拡大する理由【前編】PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る